歩行は認知症予防になるのか?
よく歩くと認知症になりにくいことが最近の研究によってわかってきました。
Weuveらの報告によると、高齢者で日頃よく歩く人はテストの成績が良く、少なくとも1週間に90分歩く人は、週に40分未満の人より認知機能が良いと述べられています(Weuve et al.JAMA,2004)。
またBuchmanの報告でも、1日の活動量が多い人程、アルツハイマー認知症になりにくいと述べています(Buchman,2012)。
つまり、よく動いたほうが認知症になる可能性が下がるということです。歩くことは有酸素運動と言われており、身体に酸素を多く取り込み、体内循環が良くなります。
認知機能訓練はたくさんありますが、まずは歩きましょう、動きましょう!